水害

金曜日、関東地方は予報では降水量300mmという大雨。
まぁそれでも、いつも通り会社へ行き、帰りは「せたが屋」に同僚と寄り、帰宅。
風も強くて、傘もあまり役に立たないほどだった。
まぁ自分の通勤経路の電車が止まらなかったのはよかったが。


金曜の夜は、自分は普通、一週間の仕事から解放され、最高の気分で迎えるのだが、
その日は違った。


部屋に入ると、なぜか水溜りを踏む。
「ん、冷たい、なんで?」
この大雨の予報の中、窓でも開けて外出するわけはないし、
強風で窓が勝手に開いてしまったのかとも思ったが、やはりしっかり閉まってある。
で、よく調べてみる。


するとなんと、床と壁の境目から水が染み出てきていて、
ダンボールに入れてあった服や本、ふとんまで水が染み込んでいた。
部屋の3分の1ほど、水に侵されていたのだ。


服は洗濯すれば大丈夫ではあるが、
本は乾いても若干膨らんでしまったりして、元には戻らない。
まさか、地上10mのマンションの一室で、こんなカタチで水害を受けるとは予想だにしなかった。


9日に賃貸人が訪れるが、これは長期戦になるのだろうか。
これから何らかの対処がされない限り、このままこの部屋にいることはできない。
今日はそれのせいで、部屋の配置を若干変える作業におわれた。


こんな中でも一つの救いは、気持ちが落ち着いていること。
一人暮らしを始めて3ヶ月、精神的にだいぶ成長したということなのかどうか。